取り外し、洗浄もし、道具も揃った。残る作業は…
「もう、やるのみ」
ということでタイヤをホイールから取り外したいと思います。ま、準備も万端、無事にいくでしょう。
取り外したいタイヤを改めて確認してみます。話を聞くと、乗らなくなる半年前までは普通に走ってたらしいからまぁそれなりに大丈夫なのかな、と思ったら
なんたこのすんごい亀裂ー!!!この半年でできた亀裂とも思えないけど、動かさなくなるとこんなレベルで一気に生じるんだろうか…?
まぁとにかくさっさと外しましょう。最初に今ついてるタイヤを再確認しときましょう。えっと、ダンロップのK778ってタイヤですね。
まぁオンオフどっちにもいける感じのタイヤなのかな?まずは空気を抜きます。
付属のバルブコア回しで空気を抜きつつ
虫ゴム(っていうのかな?)を外し一気に空気をプシューっと抜きます。しかしあんな亀裂が入ってても一応空気は入るんだなぁと感心。
そして道具を準備して早速取り外し開始。
まずはビードとやらを内側に落とすらしい。タイヤのキワの硬い部分のことね。
グリグリっとテコの要領で落とすと、ボコッ!と外れます。
そしたら説明書にあるようにラムのガードをはめつつタイヤをめくり上げていきます。
っと、これが固いのなんの!!どんだけ力を入れても全然タイヤがめくり上がってこないし、レバーがあと3本、腕があと2本くらいないとやれそうにない。そんなのアシュラマンくらいしかやれんがな。
ゆうに30分くらいひたすら力任せにやり続けた結果、ものすごい疲労感とともにようやく「グニャリ」とめくり上がりました。
いや、シャレにならんて…。みんなタイヤ交換ってこんなにしんどい思いしてやってたの…?
てことで一周めくり上がりました。苦労したので感動もひとしお。
反対側もポコンと外して(こっちはまぁ楽ちんだった)見事にタイヤとホイールが分離です。
いやでも…
力任せにやった結果、リムに無数の傷が…
見える位置にも…
こんなに…。ま、まぁどうせサビサビなので塗り替えるつもりだったし、その時直すから別にいいもんねー(強がり)
そして古いバルブを外します。これがあると塗れないし、そもそも寿命な感じだし。
検索した結果、カッターで切るらしい。スパッと
真っ二つで外しましたよ。そして2本とも全く同じようにひどい苦労をして傷だらけにしながら外しましたとさ。
もう二度とやりたくないけど、先々取付もあるんだよなぁ…。その時は傷なんてつけれないし大丈夫かな…。
ちなみに外したタイヤがどんなものなのか調べてみました。
まずはタイヤの種類。先ほども言ったように「ダンロップのK778」。これはどうも純正装着されているものらしい。
なるほど…交換時に意外と社外品にこだわらない人だったのね。川崎ショップでやってもらったのかな?俺なら違うメーカーのタイヤに変えるけどなぁ。
その流れで検索していると、どうやらタイヤの製造日も調べてみることができるらしい。
ふむふむ、と調べ方を検索してみると、必ずタイヤにはアルファベットと4桁の番号があり、その番号で製造日がわかるらしい。
最初の2桁が製造年。その後の2桁が製造した週を表してるらしい。なるほど、よく考えられてるな。
早速見てみましょう。
一本目。「33200」
……………??? 5桁ある…??これって下4桁を見るのか?34年の0週目??
んなわけない。じゃあ前半の4桁か?33年の20週目?33年??平成…???いやそれもないな…。
いや一体どういうこと???とりあえず検索してみます。するとこういう記述を見つけました。
1999年以前の製造番号では、下3桁の数字で製造年週を示しています。最初の数字は週を、最後の数字9は年を表しています。
ということは、この番号は1999年以前に作られた0年の20週目…。
えーーーーーっ!!!!!!!!!
いやいやいや、てことは1990年の5月ごろに作られたタイヤ!!???30年以上前に作られたタイヤ!????この車両は車体番号から1990年式ということはわかっているが…まさか…
新車装着のタイヤを今まで履いてたー!!!!!ありえなーーい!!!!!
このことを確かめるためにもらった後輩に連絡すると「確かに僕が乗ってからも変えてません。でもグリップしてましたし、すごくエコなタイヤですねニッコリ」
いやいやいやいや、こえーよwww
さすがに30年もののタイヤ、カッチカチになってたから外れなかったんでしょう。そう聞くと納得できます。
しかし…さすがにびっくりでした。恐る恐るもう一本も見てみることにします。
………………………………。同じ下3桁…。
さ、新しいタイヤは何にしよっかなー😅😅😅
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